数週間前に愛知の中学校で生徒間とのトラブルで生徒が亡くなるといった
事件が発生しました。
なんでも被害者の生徒の言動、行動が気に入らない事
がきっかけで今回の事件に発展したという・・・
この事件の記事でYahoo!のコメントをみると多くの読者が
自分の中学時代についてはあまり良いことを書いている方がいませんでした。
寧ろ校則が厳しく、先生は体罰が足り無い、
そんな中で生徒同士でいじめられ無いように
双方が気を使って学校生活を過ごしていたなど・・・
そんな内容ばかりでした。
確かに中学時代って、オイラもよくなかったなあ・・・
自分がいじめに遭っても先生は助けようともせず。
「お前！男だろ！」と煽りをたてられ、
逆にいじめられることに対してすごく罪悪感を
感じてしまったのを覚えている。
家に帰れば成績が悪いだの、勉強をもっとしろだのと
いつも親父に頭を小突かれて、早く大人になって家を出たいと
思った事が何度もある辛い時代でした。
ただ、あれから40年ほど経って見ると決して損をした事ばかりではない。
それが一番感じられるのがやはり仕事や趣味で必ずと言って良いほど
起きる人間関係のトラブルだ。
茨の道を通ってきた中学時代があったからこそ、
万一人間関係のトラブルが起きたらどの様に対処するか？
トラブルを避けて自分を有利に持っていくにはどうすれば良いかの判断を
直ぐに考えられる事が出来、今でもそれは役にたっている。
今となれば辛い小中学校時代なんて、今まで生きてきた人生50年の中の
たかだか２から3年くらいの話でしょ。
それを乗り越えれば自分の気持ちを分かり合える友達やパートナーが必ず出来る。
かと言って我慢して中学時代を過ごす必要はないと思います。
先ずは必ず相談できる人を確保しておく事ですね。
自分の心が行き詰まってどうしようもない時に相談できる友人、先生、
近所のおじさん、おばさんなど・・・必ず助けてくれる人はいると思います。
その人に自分の思いを打ち明けて自分の心を浄化する。
先ずはこれを行動に移すことが大切でしょう。
人生なんて辛いことばかりではありません。
必ず良いこともあります。
期待以上に良いことも沢山あると思います。
今ちょうど思春期で悩んでいる中学生がみんな楽しい未来を
過ごせるよう心から私も祈ります。
そしてこの様な暗い事件も二度と起き無いためにも・・・